こんにちは、願わくば春まで冬眠したい慢性的な睡眠不足のくまのこです。
今年、熊被害すごいよね…。ということで今回は札幌に5年住んで感じたヒグマの話です。
北海道=熊出没注意は本当?
北海道はようやく冬に入り雪の日が多くなってきました。北海道のヒグマたちもそろそろ冬眠かなと思いきや、まだまだ熊出没情報が聞こえてます。早く寝てくれヒグマたちよ。
今年はとくに北海道より東北の方が圧倒的にクマ被害多くて北海道と東北のイメージが逆転した人多そう。元々ヒグマよりもツキノワグマの方が人身被害は多かったって知ってました?移住するまで私も知らなかった。
だって圧倒的に北海道=ヒグマって感じやん。熊出没注意のTシャツとかズラッと空港に並んでるし、夕張市に至ってはこれだし。

移住してからクマに興味が爆発した時期があって、クマ関連の本を読みあさってたんだけど、
ヒグマ
・サイズでかい。襲われると致命傷。てか死ぬ。
・基本は山奥がテリトリー。
・慎重なタイプなので「自分から人に向かっていく」ことは少ないと言われてる。
(でも至近距離や子連れ、驚かせた時は一気に危険になる)
・雑食なので何でも食べる。
・1990年頃に春グマ駆除が終わって数が増えたという話もある。
・餌不足の年は街に出ちゃう。
・食べ物への執着が強い。
ツキノワグマ
・ヒグマに比べると小柄。
・里山に住むので、生活圏が近い。
・本来は臆病で逃げることが多いけど、近年は食料不足や人慣れで“身近に出やすい熊”になってる。
・農作物を荒らしたり、家の近くまで来るのはこのタイプ。
ざっくりまとめるとこういう違いらしい。
実際住んでみた札幌とヒグマ
引っ越してきた2021年はめっちゃ出没情報が多かったけど今年はそれ以上に多かった。初年度はとくにこんなに出んの?!って通知が来るたびにビビってたけど人間慣れちゃうんですよね。山が近かったらもう少しビビっていたかもしれないけど。
会う人会う人にクマ見たことありますか?って聞いてた時期あるんだけど、だいたいみんな「ないよ」って言うんですよ。あんなに出てるのに?登山が趣味の人までないよって言うんですよね。でも熊出没のニュースは頻繁に流れるし、札幌にいるとあちこちに赤い「熊出没注意」の看板もあるんだよね…不思議。
でも今年はさすがに見たことあるって人増えてるかもしれない。それくらい、ここ数年のヒグマは札幌の生活圏と距離が縮まってきてる感じがある。
札幌市の熊出没マップで見るとほんとヤバいよね。
さすがに🐻多すぎじゃない?共生とかちょっともう無理じゃないですかね?#札幌 pic.twitter.com/VPkXXBOf3Z
— くま@札幌移住 (@awesome886) November 3, 2025
適切に恐れようか
2021年東区にヒグマが出て大パニックになったニュースがあってから山の近くでなくても安心はできないな、と気を引き締めるきっかけになったけど必要以上に恐れることもないのかなとは思う。
とはいえ万が一クマと遭遇してしまった時の対処法は学んでおくべきだし、クマを街に寄せ付けないようにゴミの処理は徹底すべきだよね。道東でヒグマに餌与える観光客とかいるけど、そんなのもってのほか。人間の食べ物の味を覚えてしまった個体は駆除されちゃうしね。
あと山に入る人は本当に覚悟を持って行って欲しい。私のまわりでもポップな感じで春の山菜採りに行く人がそこそこ多いけど、本当はめちゃくちゃ覚悟がいるアクティビティじゃない?熊スプレー高いけど、せめて保険として持ってほしい…。てかあんなでっかいのに熊スプレーで戦えるのか不安すぎる!!私はビビりなので、山は冬のスキー場だけで充分です。
駆除に関しては難しいところではある。でも個体数が増えすぎると生態系のバランスが崩れるのも事実。せめて駆除されたクマを美味しくいただくことはできないのかなぁと思う。エゾシカもしかり。もっと普通にそのへんのスーパーとかに並んだら買うのに。
まずは敵を知るのだ
クマについて調べてた時にお世話になった本を置いておきます。興味があったら読んでみてください。クマの生態を知り、どんな状況でクマの事故が起きたのか、クマに遭わないためにどうすればいいのかなど分かりやすく書いてあります。
2冊目の「神々の復讐」は北海道のヒグマに特化した内容。読むと逆に北海道移住を諦める人も出るんじゃ?と内心オススメしていいやら悪いやらな一冊。歴史・事件・地域ごとのヒグマの性格差まで踏み込んでて面白いけど…マジで怖い。
読みやすさでは漫画の「クマ撃ちの女」や「ゴールデンカムイ」もオススメ。
まとめ
長くなったけど、まあ——
そんなビビらんでええんちゃうか!!!
正直、生きててヒグマに遭遇する確率より、北海道の“うますぎる飯”とか“圧倒的自然”の恩恵を受ける機会のほうが10000倍くらい多い。
だから必要以上に怖がらず、でも最低限の知識だけは持っておいて、
北海道ライフを思い切り楽しんだらええんやぞおおおおお!!!
というわけで今回はこのへんで。
チャオ。
